大阪　茨木市・摂津市のハンコ屋さん　『摂津印章　番頭はんこ日記』

昭和50年1月30日生。立命館大学理工学研究科で微生物・化学を研究。修了後、2000年に食品材料卸売業の会社にて品質管理等を社内外へ指導する仕事に従事する。その間に発生した雪印事件など多数の食品偽装事件により、業界モラルの急変を体験。過去に些細なごまかしを行っていたものが、後の対応に苦慮するケースを数多く目撃し、「些細なごまかしが自分自身の首を絞める」と言う教訓を得る。

会社員時代、書類に朱肉印章ではなくシャチハタを使用する状況を、印章職人の長男として何とかしたいと、かすれた印影を眺めているときに「捺印ごとに印影のかすれを法則化してセキュリティーを向上できないか?」と考案。「可変印影式印鑑」として特許申請(平成17年に取得)し、印章業を継ぐことを決意。

「可変印影式印鑑」を、鍵のように大切に持ち運べるツールとなるよう願い「スタンプキー」と言う仮称をつけて商品化活動を行う。その一方で、機械彫刻と言う事実により過小評価される店主の名誉回復のため、インターネット印章店「綺麗印影」を設立。自らを「番頭」と名乗り、責任者としてネットショップを運営している。